
Appleが28日(米国時間)、MacBook Proの新型を発表した。発売日は11月6日。MacBook Proシリーズとして初めてタッチ画面を採用し、日本では49万9800円から販売する。
Macはこれまで、キーボードとトラックパッドで操作するものだった。iPadとの線引きとして画面タッチを入れてこなかったMacBook Proが、ついにタッチ画面を採用した。Macユーザーにとってはかなり大きな方針転換なんだけど、価格はスタート時点で50万円近い。
ということで、新型MacBook Proのポイントを解説していくから、Mac選びの参考にしてほしい。
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【タッチ画面】MacBook Proシリーズで初めて画面タッチに対応

新型最大のトピックはタッチ画面の採用だ。報道によると、MacBook Proシリーズでタッチ画面を採用するのはこれが初めてになる。
ノートPCで画面を直接触れるメリットは、手の移動が減ることだ。表示中のボタンを押したり、資料を見せながら画面を指したりするとき、いちいちトラックパッドでカーソルを合わせる必要がなくなる。打ち合わせで画面を相手に向けて説明する場面とも相性がいい。
とはいえ、MacBook Proはキーボードとトラックパッドの完成度で選ばれてきたシリーズだ。タッチ画面はそれを置き換えるものではなく、操作の選択肢が一つ増えると捉えるのが自然だと思う。普段の作業はキーボードとトラックパッドで行い、画面上の要素を直接押したい場面でタッチを使う。そういう使い分けができる人ほど、タッチ画面の恩恵は大きい。
正直、Macにタッチ画面が来ること自体を待っていた人は少なくないはずだ。WindowsのノートPCではタッチ画面が珍しくないから、そちらから乗り換える人にとっても操作のギャップが小さくなる。
【価格】日本では49万9800円から。スタート価格から完全にプロ向け

日本での価格は49万9800円から。
49万9800円は最小構成のスタート価格で、上位構成を選べばさらに上がる。MacBook Proは構成を選べるモデルだから、メモリーやストレージを増やすと価格も上がっていく。
この価格帯だと、ブラウジングや動画視聴が中心の人にはオーバースペックになりやすい。逆に、仕事で毎日重い作業を回していて、作業時間の短縮がそのまま収入や効率に直結する人なら、検討する意味がある。
ただ、タッチ画面だけを目当てに50万円近くを出すのはなかなかチャレンジングだと思う。タッチ画面に加えて、MacBook Proとしての処理性能が自分の作業に必要かどうか。そこが購入判断の分かれ目になる。
【発売日】11月6日発売。発表から約1週間で店頭へ
発売日は11月6日。28日の発表から約1週間で発売される。
発表から発売までが短いから、検討期間はあまり長くない。発売日に手に入れたい人は、構成と予算を早めに決めておくとスムーズだ。
一方で、50万円近い買い物だから急ぐ必要もない。タッチ画面がどんな場面で役に立つかは、実際の対応状況や使われ方が見えてきてから判断しても遅くはない。仕事道具として長く使う一台だからこそ、自分の作業にタッチ操作が入る余地があるかを一度考えてみてほしい。
【従来モデル】2024年のM4搭載14インチモデルも比較対象になる

新型を検討するなら、比較対象になるのが2024年に登場したMacBook Pro(14インチ、M4、2024)だ。新型とは別のモデルで、タッチ画面は搭載していない。
Appleの公式仕様によると、このモデルはApple M4チップを搭載し、CPUは10コア(高性能コア4つ、高効率コア6つ)。ディスプレイは14.2インチのLiquid Retina XDRディスプレイで、解像度は3024×1964ピクセル(254ppi)だ。
メモリーは16GBまたは24GBのユニファイドメモリーで、構成により24GBまたは32GBも選べる。ストレージは512GBまたは1TBのSSDで、構成により1TBや2TBも選べる。
バッテリーは72.4Whのリチウムポリマーで、駆動時間はApple公称で動画ストリーミング最大24時間、ワイヤレスでのWeb閲覧最大16時間。70WのUSB-C電源アダプタが付属する。端子はThunderbolt 4(USB-C)ポートを3基搭載し、充電やDisplayPort出力に対応する。
タッチ操作が必須ではなく、キーボードとトラックパッド中心で作業する人なら、この従来モデルも十分に候補になる。新型との差をタッチ画面にどれだけの価値を感じるかで考えると、選びやすくなるはずだ。
【まとめ】どんな人の選択肢になるか

新型MacBook Proは、シリーズ初のタッチ画面を採用し、11月6日に発売される。日本での価格は49万9800円から。
向いているのは、MacBook Proクラスの処理性能を仕事で使い切れて、そこに画面を直接触れる操作を足したい人。打ち合わせで画面を見せながら説明することが多い人や、WindowsのタッチPCから乗り換える人にとっても、タッチ画面は分かりやすい利点になる。
逆に、ブラウジングや動画視聴が中心の人、タッチ操作を使う場面が思い浮かばない人には、50万円近いスタート価格は重い。キーボードとトラックパッド中心で作業するなら、2024年のM4搭載14インチモデルも比較してから決めてほしい。
Macにタッチ画面が来たのは間違いなく大きな変化だ。とはいえ、高価な仕事道具だからこそ、自分の作業でタッチ操作がどれだけ活きるかを基準に選ぶのが一番だと俺は思う。
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