
YoutubeとかでJBL Tour Pro 3が絶賛されているのを見た人は多いともう。たしかに、JBL Tour Pro 2から進化しているところが多いし、いいところも多いんだけど、気になるところも見えてた。そして、長期利用でレビューしている人は少ないからこの機会にレビューしたい。
ということで、JBL Tour Pro 3を1ヶ月以上使って思ったことという視点でレビューをしていくから参考にしてほしい。
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【結論】おすすめはできるが気になる点もある

結論は、おすすめできるが気になる点も多い。これになった。基本的に音質はかなりいい。JBLのイヤホンといえば、低音の迫力があってインパクトの高い音質だけど高音が少し弱いから、ボーカルをじっくり聞くというより、ノリ良く音楽を聴きたいって感じの印象だった。そこは、今回も変わってないんだけど、イヤホンの構成が変わったから高音のキレが良くなりボーカルもしっかり楽しめる。それでいてノリの良さも損なわれていないから音質の面では何も不満は無い。ただし、接続が悪い。つなげる端末との相性もあるかもしれないが結構気になった。だから良かった点・悪かった点を詳しく解説していく。
JBL Tour Pro 3の良かった点
基本的にJBL Tour Pro 3は買ってよかったと思ってる。だから、そう思ったところをまとめてみた。
下記が良かったところ。
- 音質がJBL Tour Pro 2より格段に良くなった
- ノイズキャンセイリングがかなり強い
- 装着感がいい
- 純正のフォームタイプのイヤーピースがいい
- ケースのトランスミッター機能が神
俺が良いと思ったところは上の5つ。なぜそう思ったかの理由を一つ一つ解説していく。
音質がJBL Tour Pro 2より格段に良くなった
これは俺だけの感想というより、JBL Tour Pro 2を使ったことがある人ならわかると思う。これまでのJBLのワイヤレスイヤホンは低音や中音は迫力があるが、低音に比べて高音が引っ込み気味でボーカルを楽しむイヤホンではなかった。ただ、今回は、高音に強いBAドライバーというものが搭載されて高音もかなり良くなった。(長くなるからBAドライバーについては各自調べてくれ。)
そして、音の解像度が高くなって今まで聞こえなかった音が聞こえたりとても楽しくなった。いい意味でJBLらしくなく、それでいてJBLの良さもあるなと思うサウンドになっていた。
ノイズキャンセイリングがかなり強い
俺はこれまで、SonyのWF-1000XM4という機種を使ってきた。このイヤホンは一時期ノイズキャンセリング最強イヤホンとされていたぐらい強かった。それを使っていたというのと、JBL Tour Pro 2のノイズキャンセリングを知っていたから強くなったとはいえそこまで期待していなかった。
しかし、使ってみるととてつもなく良かった。SonyのWF-1000XM4より全然強い。もちろん他のイヤホンでJBL Tour Pro 3より強いノイズキャンセリングはあると思うが、全く不満の無いくらいの強さがある。ノイズキャンセリングをONにしながら音楽を聴くと外の音は全く聞こえなくなる。電車に乗っていても全く気にならない。
このノイズキャンセリングで不満があるという人はいないと思う。外で使うと危ないくらい強い。もう少し、ノイズキャンセリングが弱いほうがいいと思ったら、専用アプリからノイズキャンセリングの調整ができるし、付属のフォームタイプではなくシリコンタイプのイヤーチップを使うともう少し弱くなると思う。
ノイズキャンセリングが強いイヤホンが欲しい人は、選択肢の一つに入るイヤホンだと思う。
装着感がいい

こればっかりは、俺の耳の形の相性にもよるが、かなり装着感がいい。イヤホンにスティックがついているからずれにくいし、フォームタイプのイヤホンだと耳の穴にフィットしやすいからだと思う。
純正のフォームタイプのイヤーピースがいい
俺は、ウレタン製のフォームタイムのイヤーピースが好き。理由は、耳の穴の中で少し膨らみフィットする。だから、遮音性が良くなってノイズキャンセリングの効きが良くなるのと、音質に迫力が出る気がするから。これも好みだから比べてみてほしいがノイズキャンセリングについては圧倒的にシリコンより強くなる。専用アプリかケースのモニターからイヤーチップのサウンド設定でシリコンタイプとフォームタイムで変更できるのもグッド。ただ、高音が好きな人はシリコンタイプのほうがいいと思う。

ケースのトランスミッター機能が神

俺の中でJBL Tour Pro 3の中で一番の神機能で、前作のJBL Tour Pro 2よりいいなと思う点でもある。どういう機能かというと、ケースと端末を有線で繋げると、LC3plusというコーデックでつながるおかげで、高音質かつ低遅延で使える。ということは、ゲームでも活躍する。スマホゲームをするときなど遅延が気になるなら、この方法で繋げると遅延が気にならないからすごい。
あと、PS5や飛行機などでも使えるのは神。PS5は専用のワイヤレスイヤホンのPULSE Exploreというイヤホンを買うか、トランスミッターを買ってワイヤレスイヤホンをつなげるしかないが、JBL Tour Pro 3ならケースとPS5をつなげるだけで使えるし、LC3plusだから遅延も感じない。
飛行機では、付属のイヤホンジャックtoType-Cケーブルがついてるから、飛行機のイヤホンジャックとJBL Tour Pro 3をつなげると飛行機で映画などを無線で楽しめる。本当にトランスミッター機能は全ワイヤレスイヤホンにつけてほしいぐらい神機能。
JBL Tour Pro 3の悪かった点
良かった点をつらつら語ってきたけど、1ヶ月以上使って気になったところもあったからその点も解説していく。
下記が悪かったところ。
- ケースのスマートタッチディスプレイはほぼ使わない
- スマートタッチディスプレイのせいで通話が勝手に切れる
- 接続が悪い
- ケースがでかい
ケースのスマートタッチディスプレイはほぼ使わない

俺だけの感想になるかもだが、スマートタッチディスプレイは全く使わない。別にイコライザとかも使わないし、ノイズキャンセリングのON・OFFもイヤホン単体でできる。そーなってくると全く使わない。一応イヤホンのバッテリー残量を確認することはちょくちょくするけど、確認できなくてもスマホでできるからこれまで困ったことは無い。だから俺的にはスマートタッチディスプレイはいらない。
スマートタッチディスプレイのせいで通話が勝手に切れる

通話をすると、問答無用でスマートタッチディスプレイが起動して通話の画面が出てくる。このせいでポケットに入れていると足に当たって通話終了ボタンが押されて通話が切れてしまう。ポケットに入れている俺が悪いかもしれないが、ケースをポケットに入れている人は多いと思うしくそ仕様。通話画面以外は、スリータップか蓋を開けた時に画面を起動するようにしているから誤作動は無い。それがゆえにくそ。
一応対処法はあって、はケースの通話画面が出てる状態で、蓋を一度開けて閉じると画面も消えるからこれで通話が切れるということは回避できるが、めんどくさい。
接続が悪い
俺のJBL Tour Pro 3を買った理由に、LDAC接続ができるからがある。LDACは高音質コーデックとされているもので簡単に言えばこの接続方法をすればハイレゾ相当で音楽を楽しめる。だからLDACは必須。
だが、JBL Tour Pro 3のLDAC接続はマジですぐ途切れる。もちろんLDACは途切れやすいは知っているが、SonyのWF-1000XM4は満員電車やとんでもなく混んでいるところ以外は、途切れたことがなかった。それと比べるとJBL Tour Pro 3は歩道に数人歩いてる程度でさえ途切れるときがあるし、家で一人で使っているときも途切れることがある。だから、専用アプリからAAC接続に変更するが、AACですらちょくちょく途切れる。
携帯との相性なのかわからないがとにかく途切れる。俺はPixel 9を使っているから、もしPixel 9で使おうと考えている人は注意が必要。
ケースがでかい
鞄に入れる人は気にならないかもしれないけど、俺はポケットに入れるからとても気になる。ワイヤレスイヤホンのケースの中では特大サイズだと思う。それもこれもスマートタッチディスプレイのせい。正直全くスマートタッチディスプレイの良さが分からないからこれを無くしてケースを小型化してほしい。
実現しないと思うが、スマートタッチディスプレイ付きとスマートタッチディスプレイなしの2モデル出してくれると本体代も安くなるだろうし、ケースもちっさくなるからうれしい。

iPhoneユーザーに強くおすすめ
俺は結構ワイヤレスイヤホンを購入してきたんだけど、AAC接続にすると音の質が悪くなってしまう経験をよくしてきた。ただ、今回接続が悪いときAAC接続で使う機会があったんだけど、そこでAACでもかなり音がいいこと気づいた。ってことは、AAC接続が主なiPhoneでもかなりおすすめできる。しかも体感では、AndroidのAACよりiPhoneのAACのほうが音がいい感じがする。だから、LDACに対応していないからとかAirPods Proでいいやって思ってる人は一度視聴してみてほしい。
また、iPhoneでもトランスミッター機能を使って接続したらLC3plusで聴けるから、音質が良くなる。だからiPhoneだからと考えずに検討してみてほしい。
JBL Tour Pro 3は癖はあるが買い

デメリットもかなり説明してきた。とはいえ、これは買いのイヤホンだと俺は思う。音質に関しては好みだから難しいけど、ノイズキャンセリングの強さとトランスミッター機能が素晴らしい。この機能が搭載されて40000円前後なら高すぎるとは思はないからおすすめできる。
音質の良さは好みがあるから、このぐらい高額のイヤホンを買う際はしっかり店頭で視聴することがおすすめ。
こんな感じで、ガジェットや生活向上の情報を発信していくのでたくさん読んでいただけると嬉しいです。
またお会いしましょう!!
ついでにこれもいっとく?
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