
RICOH GR IV、GR IV HDF、GR IIIx HDFの抽選販売エントリーが、10月28日正午から始まる。GRシリーズは発売後も品薄が続きやすく、欲しくても普通に買えない状況が続いてきたから、抽選の開始は購入を考えている人にとって大きなニュースだ。
しかも同じ記事では、GR IIIx HDFが今回の抽選販売をもって販売終了になる案内にも触れている。IIIx HDFを狙っていた人にとっては、これが最後の機会になる可能性が高い。
ということで、抽選販売の概要と、GR IVの公式スペックから見える特徴を整理していく。応募するか迷っている人の判断材料にしてほしい。
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【抽選販売】GR IV・GR IV HDF・GR IIIx HDFの3機種が対象
抽選販売の対象はGR IV、GR IV HDF、GR IIIx HDFの3機種。エントリーの受付は10月28日の正午から始まる。
GRシリーズは「欲しいときに店頭にない」状態になりやすいカメラだ。抽選は運次第ではあるんだけど、販売店を回ったり入荷情報を追いかけたりするより、応募の手間はずっと少なくて済む。
注目したいのはGR IIIx HDF。同じ記事は、IIIx HDFが今回の抽選販売をもって販売終了となる案内に触れている。GR IIIx系の画角が好みでHDFモデルを探していた人は、今回の受付を見逃さないようにしたい。
GR IVの価格はオープン価格だ。メーカー希望小売価格は設定されていないから、実際の販売価格は応募先の販売条件で確かめることになる。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| RICOH GR IV 価格 | オープン価格 |
| RICOH GR IV 付属品 | 充電式バッテリーDB-120 |
| RICOH GR IV レンズ構成 | 5群7枚(非球面レンズ3枚) |
| RICOH GR IV 焦点距離・F値 | 18.3mm(35ミリ判換算で約28mm相当)、F2.8~F16 |
| RICOH GR IV 撮像素子 | 種類:原色フィルター/CMOS、サイズ:23.3mm x 15.5mm |
| RICOH GR IV 有効画素数 | 約2574万画素 |
| RICOH GR IV 感度 | ISO100~204800 |
| RICOH GR IV 手ぶれ補正 | 撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(5軸補正) |
| RICOH GR IV 動画形式・記録サイズ | ファイル形式:MPEG4 AVC/H.264 (MOV) 記録サイズ:Full HD (1920x1080、60p/30p/24p) |
| RICOH GR IV 内蔵メモリー・対応カード | 内蔵メモリー(約53GB)、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード |
| RICOH GR IV 撮影距離範囲 | 標準:約0.1m~∞、マクロモード:約0.06m~0.15m |
| RICOH GR IV NDフィルター | オート、オン、オフ |
【センサーとレンズ】約2574万画素のCMOSと28mm相当F2.8の単焦点
GR IVは23.3mm×15.5mmの原色フィルターCMOSを搭載する。いわゆるAPS-Cサイズのセンサーで、有効画素数は約2574万画素だ。
レンズは焦点距離18.3mm、35ミリ判換算で約28mm相当の単焦点。絞りはF2.8〜F16で、構成は5群7枚、そのうち非球面レンズを3枚使っている。 28mm相当は、街のスナップや旅先の風景、室内の様子をそのまま切り取りやすい画角だ。ズームがない分、自分が動いて構図を決めることになるけど、ポケットサイズのカメラでこのセンサーサイズの単焦点を持ち歩けるのはGRシリーズならではの魅力だと思う。
約2574万画素あれば、撮った後にトリミングして構図を詰める余裕もある。28mmで広く撮っておいて、後から切り出すという使い方も現実的だ。 感度はISO100〜204800に対応する。
オートでは下限値・上限値・低速限界値を設定できるから、夜の街歩きでシャッタースピードを落としすぎないように上限や低速限界を決めておく、といった運用ができる。
【手ぶれ補正とNDフィルター】5軸補正と2段NDで撮影条件の幅が広がる
手ぶれ補正は撮像素子シフト方式のShake Reductionで、5軸補正に対応する。レンズ側ではなくセンサーを動かして補正する仕組みだ。
コンパクトカメラは片手でさっと撮る場面が多い。夕方や室内で光が足りないときも、補正があればシャッタースピードを稼ぎやすく、感度を上げすぎずに済む。 もう一つ地味に効くのが2段分のNDフィルター。オート・オン・オフの3つから選べる。 晴れた日の屋外でF2.8の開放を使いたいとき、光が強すぎてシャッタースピードの上限に引っかかることがある。
NDフィルターがあれば明るい場所でも開放寄りの絞りを選びやすくなる。オートにしておけばカメラ側で判断してくれるから、設定を細かくいじりたくない人にも扱いやすい。
【記録】内蔵メモリー約53GBとmicroSDカードに対応
記録媒体は内蔵メモリー約53GBと、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード。microSDHCとmicroSDXCはUHS-I規格に対応する。 内蔵メモリーが約53GBあるのは大きい。
カードを入れ忘れて出かけても撮影ができるし、カードがいっぱいになったときの逃げ道にもなる。 ここで一つ注意してほしいのが、対応するのはmicroSDカードだという点。
フルサイズのSDカードではないから、手持ちのカードを流用しようと考えている人は、購入前にカードの種類を見直しておいてほしい。 動画はMPEG4 AVC/H.264(MOV)形式で、記録サイズはFull HD(1920×1080)の60p/30p/24p。
音声は内蔵ステレオマイクで記録する。メインは静止画のカメラだけど、旅先の雰囲気を短く残すくらいなら十分使える仕様だ。
【寄れる距離】標準0.1m、マクロモードで0.06mまで近づける
撮影距離範囲はレンズ先端から標準で約0.1m〜∞、マクロモードでは約0.06m〜0.15mだ。
標準のままでも10cmまで寄れるから、カフェの料理やテーブルの小物を撮るときにわざわざモードを切り替えなくても対応しやすい。さらに寄りたいときはマクロモードで6cmまで近づける。 広角の28mm相当で被写体に大きく寄ると、背景を広く入れながら主役を目立たせる構図が作れる。
日常の小さなものを撮る機会が多い人にとって、この寄れる距離は使い勝手に直結するポイントだ。
付属品は充電式バッテリーDB-120、USBケーブルI-USB198、ハンドストラップ。予備バッテリーを用意したい人は、DB-120という型番を覚えておくと選びやすい。
【まとめ】どんな人の選択肢になるか

GR IVは、APS-CサイズのCMOSと28mm相当F2.8の単焦点を組み合わせ、5軸の手ぶれ補正、2段NDフィルター、約53GBの内蔵メモリーを搭載する。標準で0.1m、マクロで0.06mまで寄れるから、街のスナップから身の回りの小物まで、一台でこなせる範囲は広い。
正直、GRシリーズは手に入りにくいことが最大のハードルだった。だから10月28日正午からの抽選販売は、普段持ち歩けるスナップカメラを探している人にとって分かりやすいチャンスだ。
とはいえ、記録カードはmicroSDなので、手持ちのカードを使う予定の人はそこだけ先に押さえておきたい。そしてGR IIIx HDFを狙っていた人は、今回の抽選で販売終了の案内が出ている。
迷っているなら、今回の受付期間中に応募を検討してほしい。
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