
ワイヤレスヘッドホンを選ぶとき、対応する音声方式が多ければ自分のスマホでも全部使えるのか、ノイズキャンセリングを使いながらどれくらい聴けるのかは気になるところだと思う。EarFunの新しいヘッドホン「Wave Pro X」は、独自のデュアルドライバー構造に加え、LDACやaptX系の方式、LE Audioにも対応する。ただ、対応方式の多さと、手持ちの機器で使える機能は別の話だ。今回は発表情報から分かる魅力と、購入判断の前に残る確認事項を整理したい。実機を使ったレビューではないので、音質やノイズキャンセリングの効き方は評価しない。
【DCAA】デュアルドライバーを採用

Wave Pro Xは、EarFunが独自開発した同軸デュアルドライバー構造「DCAA」を採用する。ヘッドホンの音にこだわって選びたい人には、まず気になる部分だと思う。
【LDAC・aptX系】選択肢は多いが、再生する機器との組み合わせが大事

接続に使うチップはQualcomm QCC3095。対応する音声方式として、LDAC、aptX Adaptive、aptX Lossless、aptX HDが挙げられている。手持ちのスマホや再生機器に合わせて接続方式を選びたい人には、候補に入れやすい構成だ。
ただし、ヘッドホン側が対応していても、使いたい方式に再生機器側が対応していなければ、その方式では接続できない。特定の方式を目当てに買うなら、自分の機器との組み合わせを先に調べてほしい。
【再生時間】ANCオンで最大50時間。使い方に合う数字を見る

公表されている最大再生時間は、ANCオフで90時間、ANCオンで50時間。ノイズキャンセリングを使って移動中や作業中に聴くつもりなら、オフ時の長い数字だけでなく、オン時の50時間を見るべきだ。
【LE Audio・Auracast】対応を確認。使う場所や機器も確認したい

Wave Pro XはBluetooth LE AudioとAuracastにも対応する。従来の接続方式だけでなく、これらの機能を使いたい人には気になるポイントだ。
とはいえ、ヘッドホンが対応しているだけで、手持ちの機器や利用する場所で必ず使えるわけではない。LE Audioを目当てにするなら接続先の対応状況を、Auracastを目当てにするなら利用したい送信元やサービスの対応状況を確認しておきたい。現時点では、どんな場面でも便利になるとまでは言えない。
【まとめ】どんな人の選択肢になるか

Wave Pro Xは、DCAA、複数の音声方式、LE Audio・Auracastへの対応に加え、ANCオンで最大50時間という公表値がある。音の仕組みや接続方式を重視し、手持ちの機器との対応を自分で確認できる人なら、検討候補になると思う。
一方、音質やノイズキャンセリングの強さ、装着感を購入の決め手にしたい人は、今の情報だけで決めずに待ってよい。価格も確認できていないため、ほかのヘッドホンと比べて買いかどうかはまだ保留だ。
ついでにこれもいっとく?
-
-
【SOUNDPEATS Cove Pro レビュー】低価格なのにノイズキャンセリングが強い!
今回SOUNDPEATSから新しいヘッドホンのCove Proが発売された。SOUNDPEATSのヘッドホンといえば、以前Space Proをレビューしたんだけど、そのヘッドホンがかなり完成度が高かっ ...
続きを見る
-
-
【SOUNDPEATS Air6 Pro レビュー】音質が大幅進化!機能も充実、弱点が少ない一台に
SOUNDPEATSの最新フラグシップイヤホンの「Air6 Pro」が発売になった。前作のAir5 Proもかなり完成度が高くコスパがいいイヤホンだったから好きだったんだけど、そんなイヤホンの後継機種 ...
続きを見る
-
-
【Earfun Air Pro 4+ レビュー】音質がかなり進化し2025年で一番コスパが良い
EarFunからフラッグシップモデルのワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro4+」が発売された。このイヤホンは、コスパがめちゃくちゃ良いでおなじみのAir Pro4の上位モデル。Air Pr ...
続きを見る
おすすめ記事
同じカテゴリー記事
【HUAWEI FreeClip 2 S】空間オーディオと約9時間再生に注目。32,780円前後で選ぶ理由は?
出典:HUAWEI イヤーカフ型イヤホンが気になるけど、3万円を超えるモデルを選ぶ理由はあるのか。HUAWEI FreeClip 2 Sでまず考えたいのはそこだと思う。耳をふさがない形に加え、今回は頭の動きに追従する空間オーディオを採用。イヤホン単体で約9時間再生できる一方、市場想定価格は32,780円前後だ。 この記事では、発表情報と日本向けの公式仕様をもとに、日常使いで意味のある機能と、購入前にまだ確認したい点を整理する。実機を使ったレビューではないので、音質や装着感の評価は保留したい。 【装着スタイ ...
【EarFun Wave Pro X】デュアルドライバーと多彩な接続方式を採用。
ワイヤレスヘッドホンを選ぶとき、対応する音声方式が多ければ自分のスマホでも全部使えるのか、ノイズキャンセリングを使いながらどれくらい聴けるのかは気になるところだと思う。EarFunの新しいヘッドホン「Wave Pro X」は、独自のデュアルドライバー構造に加え、LDACやaptX系の方式、LE Audioにも対応する。ただ、対応方式の多さと、手持ちの機器で使える機能は別の話だ。今回は発表情報から分かる魅力と、購入判断の前に残る確認事項を整理したい。実機を使ったレビューではないので、音質やノイズキャンセリン ...
iPhoneでハイレゾワイヤレスは聴けない?理由と聴くための方法を解説
iPhoneで音楽を聴いていて、「ワイヤレスでも、もっと良い音で楽しみたい」と思ったことはあると思う。家電量販店やAmazonでイヤホンを探していると、「ハイレゾワイヤレス」をよく目にする。「ハイレゾワイヤレスはiPhoneでも使えるの?」や「対応イヤホンを買えば聴けるの?」と疑問に思ってる人も多いはず。 この記事では、iPhoneでハイレゾワイヤレスをそのままでは聴けない理由、聴くための方法をわかりやすく解説していく。 iPhoneで音質にこだわりたい人や、ワイヤレスイヤホン選びで迷っている人は、ぜひ参 ...
【SOUNDPEATS Air6 Pro レビュー】音質が大幅進化!機能も充実、弱点が少ない一台に
SOUNDPEATSの最新フラグシップイヤホンの「Air6 Pro」が発売になった。前作のAir5 Proもかなり完成度が高くコスパがいいイヤホンだったから好きだったんだけど、そんなイヤホンの後継機種が発売になり、SOUNDPEATS様よりご提供していただけることになったから、レビューしていきたい。 ということで「Air6 Pro」のレビューをしていくから、ワイヤレスイヤホン探しの参考にしてほしい。 [sc name="midasimae"][/sc] 【スペック】装着検出・ワイヤレス充電に対応! 製品画 ...
【HAYLOU Mori Pro レビュー】5000円台ではトップクラスの音質
最近は5000円前後でも高機能なワイヤレスイヤホンが増えている。そんな激戦区に投入された「HAYLOU Mori Pro」だけと、実際に使ってみると、「あ、これめちゃくちゃ音良いな」というのが第一印象。なので、5000円前後でイヤホンを探している人に紹介したい。 ということで、今回は「HAYLOU Mori Pro」のレビューをしていくから、ワイヤレスイヤホン選びの参考にしてほしい。 [sc name="midasimae"][/sc] 【結論】5000円台のイヤホンの中でトップクラスの音質 いきなりやけ ...




