
Ankerのオーバーイヤー型ヘッドホン「Soundcore Q31i」が発表された。2026年10月29日に専門媒体が報じている。価格はAnker Japan公式で12,990円(税込)だ。
この製品が気になるのは、1万円台前半という価格で、ウルトラノイズキャンセリング 3.0、LDAC、マルチポイント接続、Bluetooth 6.0をまとめて押さえているから。ヘッドホンを初めて買う人や、通勤・在宅ワーク用にもう1台ほしい人にとって、ちょうど検討しやすいラインに入ってきた。
この記事は実機レビューではなく、公式仕様と発表内容をもとにした整理だ。Soundcore Q31iの特徴が普段の使い方でどう役立つのかを解説していく。
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【ノイズキャンセリング】ウルトラノイズキャンセリング 3.0を搭載

Soundcore Q31iは、Ankerのノイズキャンセリング機能「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」を搭載する。外音取り込みにも対応する。
普段の使い方でいうと、電車やバスの走行音、カフェの空調音、在宅ワーク中の生活音など、周りの音を抑えたい場面で使う機能だ。オーバーイヤー型は耳をすっぽり覆う形なので、ノイズキャンセリングと組み合わせて周囲から切り離されたい用途と相性がいい。
一方で、外音取り込みがあるから、駅のアナウンスを聞きたいときや、レジで店員さんと少し話すときにヘッドホンを外さずに済む。ノイズキャンセリングと外音取り込みを場面ごとに切り替えられるのは、外で使う機会が多い人ほどありがたい。
さらに専用アプリでのカスタマイズにも対応する。ヘッドホン本体だけで完結させず、スマホから設定を調整できるのは、使い方に合わせて詰めていきたい人には便利なポイントだ。
【音質まわり】40mm二層振動板ドライバーとLDAC対応

ドライバーは40mmの二層振動板ドライバーを搭載する。対応コーデックはSBC、AAC、LDACで、Ankerはハイレゾ再生を特徴の一つに挙げている。
LDACに対応したことで、LDACが使えるAndroidスマホと組み合わせれば、SBCやAACより多くのデータ量で音を送れる。音楽配信サービスで高音質の音源を聴いている人にとっては、スマホ側の性能を活かしやすい構成だ。
ただ、ここは購入前に知っておいてほしい条件がある。iPhoneはLDACに対応していないので、iPhoneと組み合わせる場合はAAC接続になる。LDACを目当てに買うなら、手持ちのスマホがLDACに対応しているかを先に見ておくのが大事だ。
とはいえ、AACにもしっかり対応しているから、iPhoneユーザーが選べない製品というわけではない。LDACはAndroidユーザー向けの上乗せ要素、と考えると分かりやすい。
【接続】Bluetooth 6.0とマルチポイントで2台持ちに便利
接続はBluetooth 6.0で、マルチポイント接続に対応する。
マルチポイントは、スマホとPCのように複数の機器に同時に接続しておける機能だ。例えば、PCでオンライン会議や動画を見ているときにスマホに電話がかかってきても、ペアリングし直さずに切り替えやすい。仕事用PCと私用スマホを行き来する人には、地味だけど効く機能だと俺は思う。
さらに、3.5mm AUXケーブルが付属する。飛行機の機内エンタメや、Bluetoothを持たないオーディオ機器と組み合わせたい場面でも、ケーブルを別途用意しなくて済むのは助かる。
【バッテリー・充電】メーカー公称で最大80時間、USB Type-Cで約2時間

発表内容によると、再生時間はメーカー公称で通常モード時最大80時間、ノイズキャンセリングモード時最大50時間だ。
ノイズキャンセリングを使っても最大50時間というのは、平日の通勤で毎日数時間使う程度なら、充電の頻度をかなり抑えられる数字だ。出張や旅行で数日家を空けるときも、充電を気にする場面は少なくなる。
充電端子はUSB Type-Cで、充電時間は約2時間。USB-C & USB-Cケーブルが付属するから、スマホやPCと同じ充電器でまとめて運用できる。ケーブルを製品ごとに使い分けなくていいのは、荷物を減らしたい人にとって素直にうれしい。
【重さ・付属品】約267gでトラベルポーチ付き

本体の重さは約267g、サイズは約161 x 86 x 183mmだ。
オーバーイヤー型ヘッドホンとしては、持ち歩きを前提に考えやすい重さに収まっている。とはいえ首や頭に乗せて長時間使う製品なので、重さは購入前に一度チェックしておきたい項目だ。
パッケージには、本体、3.5mm AUXケーブル、トラベルポーチ、USB-C & USB-Cケーブル、クイックスタートガイドが入る。トラベルポーチが最初から付くので、カバンにそのまま放り込むよりも傷や汚れを気にせず持ち運べる。通勤カバンや旅行用バッグに入れて使う人には、追加で買い足すものが少ないのはありがたい。
カラーはブラック、オフホワイト、ピンクの3色が発表されている。服装や持ち物に合わせて選べるのもポイントだ。
【まとめ】どんな人の選択肢になるか

Soundcore Q31iは、12,990円(税込)でウルトラノイズキャンセリング 3.0、外音取り込み、40mm二層振動板ドライバー、LDAC対応、Bluetooth 6.0、マルチポイント接続をまとめて搭載するオーバーイヤー型ヘッドホンだ。
向いているのは、通勤や在宅ワークで周りの音を抑えたい人、スマホとPCを行き来しながら使いたい人、LDAC対応のAndroidスマホを持っていてワイヤレスでも高音質のコーデックを使いたい人。メーカー公称でノイズキャンセリング使用時でも最大50時間の再生時間があるから、充電の手間を減らしたい人にも合う。
ただ、iPhoneではLDACが使えずAAC接続になる。LDAC目当てなら手持ちのスマホとの組み合わせを先に確認しておいてほしい。そのうえで、1万円台前半で機能をひと通り揃えたヘッドホンを探しているなら、候補に入れておきたい1台だ。
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