
ファーウェイ・ジャパンから完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Neo」が発表された。11mmドライバー、ハイレゾ認証、ノイズキャンセリング、Bluetooth 6.0、LDAC、2台までのマルチポイント接続に対応していて、価格14,220円。
1万円台後半で、音質と日常の使いやすさに関わる機能をひと通り揃えてきた構成だ。LDACに対応しているから、Androidスマホで少しでも良い音で聴きたい人には候補に入りやすい。一方で、iPhoneユーザーにとっては同じスペックでも見え方が変わってくる。
ここでは発表情報と公式ページで確認できた仕様をもとに、音質まわり、ノイズキャンセリング、接続、装着と操作、価格の順で解説していく。まだ確認できていない項目もあるから、そこは分けて書いておく。ワイヤレスイヤホン選びの参考にしてほしい。
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【音質まわり】11mmドライバーとLDAC対応で、Androidユーザーほど恩恵が分かりやすい

ドライバーは新開発の11mmターボダイナミックドライバー。公式ページでは、軽量で剛性の高い振動板と10Hz〜48kHzの周波数レンジを採用したと説明されている。
周波数レンジの数値については少し注意が必要で、ニュースでは「最大40kHz再生」、公式ページでは「10Hz〜48kHz」と書かれている。どちらが何を指した数値なのかは今回の資料だけでは判断できないから、ここは要確認としておく。
コーデックはLDACに対応していて、最大990kbpsで伝送できる。ハイレゾ認証も取得している。
これが普段の利用にどう関係するかというと、LDAC対応のAndroidスマホで、音楽配信サービスのロスレス・ハイレゾ音源を聴く人には意味のある仕様だ。逆にiPhoneはLDACに対応していないから、iPhoneで使う場合はこの部分の恩恵を受けられない。AACへの対応は今回の資料では確認できていないので、iPhoneユーザーは購入前に対応コーデックを確認してほしい。
もう一つ、ヘッドトラッキング付きの空間オーディオにも対応していて、公式では「360°の立体音響」と案内されている。映画やライブ映像をよく観る人には気になる機能だと思う。
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スペック

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 重量 | 約4.8 g |
| タッチエリア拡大率 | 約60% |
| ノイズ低減深度 | 最大30 dB |
| ノイズデータ取得頻度 | 毎秒最大40万回 |
| ノイズ処理遅延 | 約8μs |
| ドライバー | 11mmターボダイナミックドライバー |
| 周波数レンジ | 10 Hz〜48 kHz |
| 対応オーディオコーデック | LDAC HDオーディオ |
| LDACビットレート | 最大990 kbps |
| 空間オーディオ | 360°の立体音響 |
| カラー | シルバー ホワイト ブラック |
【ノイズキャンセリング】最大30dBは、通勤・作業向けの数値として見たい

ノイズキャンセリングは、公式ページでは全周波数帯で最大30dBのノイズ低減深度とされている。ニュースのほうでは「平均30dB」と書かれていて、表記が一致していない。どちらの意味なのかは要確認だ。
仕組みの面では、周囲のノイズを毎秒最大40万回取得し、ノイズ処理の遅延は約8μsと案内されている。環境が変わってもノイズキャンセリングがすばやく追従する、というのがメーカーの説明だ。
ノイズキャンセリングのdB値はメーカーごとに測り方が違うことが多く、数値だけで他社製品と強さを比べるのは難しい。だから「30dBだから強い・弱い」と決めつけるより、電車やカフェでの騒音を和らげる用途を想定した機能として見るのが現実的だと思う。
【接続】Bluetooth 6.0と2台マルチポイントで、スマホとPCの行き来がしやすい

接続まわりはBluetooth 6.0に対応し、最大2台のマルチポイント接続ができる。
マルチポイントは、地味だけど日常で効いてくる機能だ。例えばスマホで音楽を聴きながらPCとも接続しておけば、オンライン会議が始まったときにペアリングし直す手間が減る。仕事用PCと私用スマホを行き来する人には便利だと思う。
【装着・操作】片側約4.8gで、タッチエリアは約60%拡大

イヤホン本体の重量は片側約4.8g。公式では一日中快適と説明されている。数値としては軽めの部類なので、長時間の作業や通勤で着けっぱなしにする人には悪くない条件だと思う。とはいえ、装着感は耳の形との相性が大きいから、重量だけで合う・合わないは判断できない。
操作面では、タッチエリアが約60%拡大されたとされている。タップやスワイプの操作がしやすくなった、というのがメーカーの説明だ。ただ、何と比べて60%拡大なのかは資料からは読み取れないから、ここは要確認。
カラーはシルバー、ホワイト、ブラックの3色だ。
【価格】14,220円。LDACとマルチポイントを両方使うなら検討しやすい

価格はAmazonで14,220円で販売になっている。この価格で、LDAC、ハイレゾ認証、ノイズキャンセリング、マルチポイント、空間オーディオを揃えている。機能の組み合わせとしては、Androidスマホで音質も利便性も欲しい人に向けた構成だと思う。
【まとめ】どんな人の選択肢になるか

HUAWEI FreeBuds Neoは、11mmドライバー、LDAC、ハイレゾ認証、最大30dBのノイズキャンセリング、2台マルチポイントを17,380円前後でまとめたワイヤレスイヤホンだ。
一番相性が良さそうなのは、LDAC対応のAndroidスマホで音楽を聴きつつ、PCとも接続して仕事や会議に使いたい人。片側約4.8gという軽さも、長時間使う人には検討材料になる。
iPhoneユーザーの場合はLDACの恩恵がないから、空間オーディオや操作性など、ほかの部分に魅力を感じるかで判断が分かれると思う。バッテリーや防水などの未確認項目が公開されたら、改めてチェックしてほしい。
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