
ASUS JAPANが2026年10月28日、Snapdragon X搭載ノートPC「ASUS Vivobook S16(S5608)」と「ASUS Vivobook S14(S5408)」の2製品9モデルを発表した。10月28日から順次発売され、14型のS14は11月11日発売予定だ。
両モデルとも有機ELディスプレイを搭載し、メーカー公称で最大30時間のバッテリー駆動をうたう。68WのType-C充電器が付属し、端子もHDMIやType-Aまでそろっている。持ち歩き用のノートを探している人には、電池持ちと画面の両方で気になる存在だと思う。
この記事はメーカー発表の公式仕様にもとづく整理だ。14型と16型の違いも含めて、どんな使い方に合うのかを解説していく。
この記事の見出し(クリックで該当箇所に飛ぶ)
【SoC】Snapdragon X X1-26-101とNPU最大45TOPSでAI機能に対応

両モデルとも、8コア・8スレッドのSnapdragon X X1-26-101を搭載する。AI処理専用のQualcomm Hexagon NPUはメーカー公称で最大45TOPSで、Copilot+ PCとして紹介されている。
NPUがあると、AI関連の処理をCPUやGPUだけに任せずに済む。Windowsに組み込まれたAI機能を日常的に使う人ほど、この専用回路の恩恵を受けやすい。
メモリーは8GBまたは16GBのLPDDR5X、ストレージは256GBまたは512GBだ。ブラウザのタブを多く開きながら資料作成やWeb会議をこなす人なら、16GBのモデルを選んでおくと余裕がある。逆にメールや動画視聴が中心なら、8GBモデルでも用途に合う。9モデル展開なので、メモリーとストレージの組み合わせは購入前にしっかり見比べてほしい。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年10月28日 |
| 発売日 | 10月28日(水)より順次発売開始します。 |
| S14発売予定 | 11月11日(水)発売予定 |
| SoC | 8コア・8スレッドのSnapdragon® X X1-26-101プロセッサー |
| NPU | 最大45TOPS |
| メモリー | 8GBまたは16GBのLPDDR5X |
| ストレージ | 256GBまたは512GB |
| S16重量 | 約1.6kg |
| S14重量・厚さ | 約1.28kg、最薄部1.49cm |
| バッテリー駆動時間 | 最大30時間 |
| 充電器 | 68W(Type-C)充電アダプター |
| 急速充電 | 約49分で最大60%まで充電可能 |
| ディスプレイ | アスペクト比16:10、WUXGA(1920×1200ドット)の有機ELディスプレイ |
| 色域・コントラスト比 | DCI-P3 100%の広色域と、コントラスト比1,000,000:1 |
| 端子 | USB 3.2 Gen 2 Type-C(映像出力/Power Delivery対応)を2つ、USB 3.2 Gen 1 Type-Aを2つ、HDMIポート、ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック |
【バッテリー】公称最大30時間駆動に68W充電器が付属
ASUSはSnapdragon Xの電力効率により、最大30時間のバッテリー駆動を実現したとしている。外出先でコンセントを探す回数を減らしたい人には、いちばん分かりやすい特徴だ。
付属するのはコンパクトな68WのType-C充電アダプターで、急速充電にも対応する。メーカー公称で約49分で最大60%まで充電できる。朝の支度中や昼休みに挿しておくだけで、残量をかなり戻せる計算になる。
充電器がType-Cなのも地味に便利だ。本体のType-C端子はPower Deliveryに対応しているから、手持ちのType-C充電器と使い回しやすい。荷物を減らしたい人には、この電池持ちと充電の手軽さの組み合わせが効いてくる。
【ディスプレイ】14型も16型もWUXGA有機EL、DCI-P3 100%

ディスプレイは両モデルとも、アスペクト比16:10・WUXGA(1920×1200ドット)の有機ELだ。色域はDCI-P3 100%、コントラスト比は1,000,000:1とされている。
有機ELは黒を沈めて表示できるから、映画やドラマのような暗いシーンの多い映像と相性がいい。広色域なので、写真の確認や簡単な画像編集にも向いている。
16:10の縦に少し長い画面も、普段使いでは効いてくる。一般的な16:9より縦方向の表示量が増えるので、Webページや文書のスクロール回数が減る。14型と16型で解像度は同じだから、選ぶ基準は画面の大きさと持ち運びやすさになる。
【サイズ・重さ】持ち歩くならS14の約1.28kg、画面重視ならS16の約1.6kg
S14は約1.28kg、最薄部1.49cmだ。毎日カバンに入れて通勤・通学する人なら、まずこっちが候補になる。14型なら一般的なリュックやトートにも収まりやすい。
S16は約1.6kgで、16型としては軽量に仕上げられている。自宅と職場を行き来する程度の持ち運びで、作業中は大きな画面を使いたい人に合う。動画視聴や表計算で画面の広さを重視するならS16だ。
正直、ほぼ毎日持ち歩くならS14、持ち出すのは週に何度かで画面の大きさを優先したいならS16、という分け方がシンプルだと思う。約0.3kgの差をどう感じるかで決めてほしい。
【端子】Type-C×2・Type-A×2・HDMIでアダプターいらず
インターフェースは、USB 3.2 Gen 2 Type-C(映像出力/Power Delivery対応)が2つ、USB 3.2 Gen 1 Type-Aが2つ、HDMIポート、ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャックだ。
薄型ノートはType-Cだけに絞られることも多いけど、このモデルはType-AとHDMIを本体に備える。USBメモリーや有線マウス、会議室のプロジェクターやモニターに変換アダプターなしでつなげるのは実用的だ。
Type-Cが2つあるから、片方で充電しながらもう片方で外部ディスプレイやストレージを使うこともできる。出先で周辺機器をつなぐ機会が多い人にとって、この端子構成は大きな利点になる。
【まとめ】どんな人の選択肢になるか

ASUS Vivobook S16/S14は、Snapdragon X X1-26-101とNPU最大45TOPSを搭載したCopilot+ PCだ。両モデルともWUXGAの有機ELディスプレイを備え、メーカー公称で最大30時間のバッテリー駆動と、68W充電器による約49分で最大60%の急速充電に対応する。
毎日ノートを持ち歩き、外出先で電池残量を気にせず作業したい人にはS14が合う。大きな画面で動画や文書を扱いたいけど、ある程度は持ち運びもしたい人にはS16が向いている。
HDMIとType-Aまで本体に備えるから、会議室での投影や周辺機器の接続が多い人にも扱いやすい構成だ。メモリーとストレージの組み合わせを用途に合わせて選べば、普段使いのメインノートとして候補に入れていいと思う。
ついでにこれもいっとく?
-
-
【SOUNDPEATS Air6 Pro レビュー】音質が大幅進化!機能も充実、弱点が少ない一台に
SOUNDPEATSの最新フラグシップイヤホンの「Air6 Pro」が発売になった。前作のAir5 Proもかなり完成度が高くコスパがいいイヤホンだったから好きだったんだけど、そんなイヤホンの後継機種 ...
続きを見る
-
-
【Xiaomi REDMI Buds 8 Lite】驚異のコスパ。3000円以下でノイキャン搭載かつ高音質
XiaomiからREDMI Buds 8 Liteが発売された。このイヤホンの立ち位置はXiaomiの最廉価グレードのワイヤレスイヤホン。ただ最廉価とはいいながら、前作のREDMI Buds 6 Li ...
続きを見る
-
-
【Anker Soundcore P31i レビュー】エントリーモデルだが実用的なノイキャン
最近は1万円以下のワイヤレスイヤホンの進化が凄まじく、めちゃくちゃ実用的なものが増えてきた。そんななか、Ankerが約6000円のエントリークラスのワイヤレスイヤホン「Soundcore P31i」を ...
続きを見る
おすすめ記事
同じカテゴリー記事
【ASUS Vivobook S16/S14】Snapdragon X搭載の有機ELノートが登場。公称最大30時間駆動の14型と16型を整理
ASUS JAPANが2026年10月28日、Snapdragon X搭載ノートPC「ASUS Vivobook S16(S5608)」と「ASUS Vivobook S14(S5408)」の2製品9モデルを発表した。10月28日から順次発売され、14型のS14は11月11日発売予定だ。 両モデルとも有機ELディスプレイを搭載し、メーカー公称で最大30時間のバッテリー駆動をうたう。68WのType-C充電器が付属し、端子もHDMIやType-Aまでそろっている。持ち歩き用のノートを探している人には、電池持 ...
【Ugreen PB515】コンセント・モバイルバッテリー・巻取り式ケーブルを一体化した充電器
Ugreenから、AC充電器とモバイルバッテリーにUSB-C巻取り式ケーブルまで組み合わせた「PB515」が発売された。外出先で充電したいけど、充電器とバッテリーとケーブルを別々に持つのは面倒。そんな人には気になる構成だ。どんな場面で便利なのか、使い方に沿って見ていこう。 【3つを一体化】持ち出す充電用品をまとめられる 出典:Ugreen / PR TIMES PB515は、コンセントに挿して使うAC充電器と、容量10,000mAhのモバイルバッテリーを一体化した製品だ。さらにUSB-Cの巻取り式ケーブル ...
【GMKtec EVO-X5 Pro】メモリ192GBのミニPCが国内へ。Ryzen AI Max+ PRO 495搭載で予想実売は税込125万円
リンクスインターナショナルが、GMKtec製のミニデスクトップPC「EVO-X5 Pro」を国内で取り扱うと2026年10月30日に発表した。 CPUはRyzen AI Max+ PRO 495で、メモリはLPDDR5Xを192GB、ストレージは2TBのNVMe SSDを搭載する。OSはWindows 11 Proだ。 ミニPCといえば手頃な価格で机の上をすっきりさせる製品という印象が強い。ただ、EVO-X5 Proの予想実売価格は税込125万円。小さい筐体なのに、価格も構成も完全にワークステーション級だ ...
【ソニー ELF-MN1】6型の裸眼3Dディスプレイ、USB-C接続で使う条件を解説
ソニーが6型の空間再現ディスプレイ「ELF-MN1」を発表した。特別なメガネやヘッドセットを着けずに立体映像を見られる、小型のディスプレイだ。2026年12月11日に発売予定で、市場推定価格は5万4000円前後と報じられている。 気になるのは、机に置いてどう使えるのか、そして手持ちの機器を接続できるのか。表示の仕組みと視聴位置、USB-C接続の条件を順に見ていこう。 [sc name="midasimae"][/sc] 【裸眼3D】6型の画面で立体映像を見る ELF-MN1は、マイクロオプティカルレンズ方 ...
【MacBook Pro M5 Pro】シリーズ初のタッチ画面を採用した新型が11月6日発売へ。日本では49万9800円から
Appleが28日(米国時間)、MacBook Proの新型を発表した。発売日は11月6日。MacBook Proシリーズとして初めてタッチ画面を採用し、日本では49万9800円から販売する。 Macはこれまで、キーボードとトラックパッドで操作するものだった。iPadとの線引きとして画面タッチを入れてこなかったMacBook Proが、ついにタッチ画面を採用した。Macユーザーにとってはかなり大きな方針転換なんだけど、価格はスタート時点で50万円近い。 ということで、新型MacBook Proのポイントを ...





