
ファーウェイ・ジャパンが完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX」を2026年11月6日に発表した。市場想定価格は税込8,580円だ。
前モデル「HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC」から、ケース込みの再生時間は最大50時間から最大80時間に延びた。さらにLDAC、マルチポイント、Bluetooth 6.0に新たに対応している。いずれもファーウェイ公称の値と説明だ。
1万円以下のイヤホンは、ノイキャン、電池持ち、コーデックのどれかを削っていることが多い。この価格でどこまで揃っているかは気になるところだ。ということで、公式仕様をもとにFreeBuds SE 5 MAXの特徴と、普段使いでどう効くのかを整理していく。
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【価格・発売日】税込6,800円、ホワイトだけ11月6日に先行発売

市場想定価格は税込6,800円だ。カラーはホワイト、ブラック、ブルーの3色を用意する。
注意したいのは、色によって発売日が違うこと。ホワイトは11月6日に発売される。ブラックとブルーは同日に予約が始まり、発売は11月20日だ。
すぐに手元に欲しいならホワイトが一番早い。黒や青を狙うなら、予約してから届くまで2週間ほどかかると考えておけばいい。
1万円を切る価格で、ANC、LDAC、マルチポイントをまとめて搭載している。この価格帯でイヤホンを探している人にとっては、比較候補に入れておきたい一台だ。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX |
| ドライバー | 10 mmのダイナミックドライバー |
| コーデック | LDAC |
| ノイズキャンセリング | 最大52 dB |
| 防水 | IP55 |
| 再生時間(ANCオフ・イヤホン単体) | 最大10時間 |
| 再生時間(ケース併用・ANCオフ) | 最大80時間 |
| 急速充電 | 約10分の充電で最大4時間再生 |
| 対応コーデック(本文記載) | LDAC |
| 重量(イヤホン片耳) | 約4.3 g |
| バッテリー再生時間(ANCオフ、イヤホン単体) | 最大10時間 |
| バッテリー再生時間(ケース併用・ANCオフ) | 最大80時間 |
| ANC最大ノイズ低減値 | 最大52 dB |
| 防塵・防水性能 | IP55 |
| イヤホン重量 | 約4.3 g |
| 再生時間(ANCオン・イヤホン単体) | 最大7時間 |
| 再生時間(ケース併用・ANCオフ) | 最大80時間 |
| 充電時間と再生時間 | わずか約10分の充電で最大4時間再生 |
| 防塵・防水性能の適用範囲 | イヤホン本体のみに適用され、充電ケースには適用されません |
| 重量(片耳) | 約4.3 g |
【バッテリー】ケース併用で最大80時間、ただし条件付きの公称値

再生時間はメーカー公称で、イヤホン単体なら最大10時間(ANCオフ)、ANCオンなら最大7時間だ。充電ケースを併用すると最大80時間になる。
この80時間には測定条件がある。ファーウェイは、HUAWEI Mate 80 Proに接続し、音量50%、ANCオフ、AAC形式で再生した場合の値としている。ノイキャンを常にオンにする人や、音量を上げて聴く人は、これより短くなると考えておいたほうがいい。
とはいえ、前モデルの最大50時間から公称値で30時間延びたのは大きい。通勤や通学で毎日使っても、ケースを充電する回数を減らしやすい。充電を忘れがちな人ほど助かるはずだ。
急速充電にも対応する。メーカー公称で約10分の充電で最大4時間再生できる。朝の支度中に少し充電しておけば、出勤時の電池切れをカバーできる。
【ノイズキャンセリング】最大52dB、4モードと外音取り込みで場面に合わせられる

ANCのノイズ低減量はメーカー公称で最大52dBだ。ここで言う52dBは、ファーウェイのラボでの値になる。電車の中でどれだけ静かになるかを、この数字だけで判断することはできない。
モードは「ウルトラ」「標準」「くつろぎ」「ダイナミック」の4つで、ほかに外音取り込みも搭載する。
モードを選べる利点は、強さを自分で調整できること。正直、ノイキャンは強ければいいというものでもない。電車や飛行機では強めのモードにして、歩くときやカフェで作業するときは控えめのモードにする。こういう使い分けができるのは便利だ。
レジでの会計や駅のアナウンスを聞くときは、外音取り込みに切り替えればいい。イヤホンを外さずに対応できる。
【接続・音】LDAC、マルチポイント、Bluetooth 6.0に新対応

ハイレゾコーデックのLDACに対応する。ファーウェイによると最大990kbpsで伝送し、従来のBluetoothオーディオの約3倍の情報量を送れる。
ただ、LDACで聴くには、再生するスマホなど送信側もLDACに対応している必要がある。iPhoneはLDACに対応していないので、iPhoneと組み合わせた場合はLDACの恩恵を受けられない。ここは買う前に押さえておいてほしい。
マルチポイントにも新たに対応した。スマホとPCに同時につないでおけば、PCで動画を見ている途中にスマホに着信があっても、つなぎ直さずに応答できる。在宅ワークで複数の端末を使い分ける人には、地味だけどかなり効く機能だ。
Bluetoothは6.0に対応する。ドライバーは約10mmのダイナミックドライバーを搭載し、ファーウェイは幅広い周波数帯域をカバーするとしている。
【装着・防水】片耳約4.3g、IP55はイヤホン本体のみ

イヤホンの重さは片耳約4.3gだ。完全ワイヤレスの中では軽い部類に入る。長時間の作業や移動で着けっぱなしにする人にとって、軽さは大事なポイントになる。
防塵・防水性能はIP55だ。汗をかくワークアウトや、急な小雨くらいなら気にせず使える。
ただし、IP55が適用されるのはイヤホン本体だけで、充電ケースは対象外だ。ジムのロッカーや雨の日の屋外でケースを濡らさないようにしたい。濡れたイヤホンをそのままケースに戻さず、拭いてから収納する習慣をつけておくと安心だ。
【まとめ】どんな人の選択肢になるか

HUAWEI FreeBuds SE 5 MAXは、税込6,800円で次の機能をまとめて搭載したイヤホンだ。 ・ケース併用で最大80時間の再生(ANCオフ・ファーウェイ公称) ・最大52dBのANCと4つのモード、外音取り込み ・LDAC、マルチポイント、Bluetooth 6.0
向いているのは、充電の手間を減らしたい通勤・通学ユーザーだ。スマホとPCを行き来する在宅ワーカーにも合う。LDAC対応のAndroidスマホを使っていて、1万円以下でコーデックにもこだわりたい人にも候補になる。
一方で、80時間はANCオフ・音量50%での公称値だし、iPhoneではLDACを使えない。IP55もイヤホン本体だけが対象だ。この3点が自分の使い方に合うなら、俺は十分に検討する価値がある一台だと思う。急ぐならホワイト、黒と青は11月20日発売だ。
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